本システムは、空調・冷凍・冷蔵機の室外機の熱交換器効率を向上させるために室外機へ直接水を散水し、高温の熱交換器フィン表面と接触させることによって、効率的に水を蒸発させその時の潜熱を利用して冷却効果を高め、室外機から蒸発する顕熱を抑制する技術です。
しかし、水道水や井戸水などをそのまま散水してしまうと、水に含まれている成分の影響で、室外機の熱交換器にスケール(黒錆)が付着したり、アルミフィンを腐食させたりします。
そのため、本システムでは、フィンに悪影響を及ぼす成分をより高度に取り除いた「逆浸透膜処理水(RO水)」を散水することで、スケールの付着及びアルミフィンの腐食を抑制します。
Eミズシャワーシステムでは使い続けることで室外機が帯びる熱を打ち水効果により冷却し、最高のパフォーマンスを維持し続けるこができ、なおかつ無駄な電力消費量を抑え節電効果やCO2排出量を削減することができます。
省エネが進まない業務・家庭部門の対策を強化するために、「エネルギーの使用の合理化に関する法律(通称省エネ法)」の改正案を通常国会に提出し審議された結果2008年5月30日に公布されたオフィスやコンビニ等関係はH22年4月から施行、住宅、建築物関係はH21年4月から施行され、新たに規制の対象に加わることになった。
2008年省エネ法改正概要これまで大規模な工事に対してエネルギー管理義務を課してきたが、改正により事業者単位で義務づけられる。また、一定の要件を満たすF/Cに対してもチェーン全体を一体として捉え、本部事業者に対し、事業者単位規制と同様の処置を講ずる。
これにより、中小規模の事業場を数多く設置する事業者を新たに義務の対象に加えると共に、産業部門を含め事業者の経営判断に基づく効果的な省エネの取り組みを推進する。